仕事の視点 高卒新人の文章力と教育力と
今の会社に入社して早丸3年。それまで、中高大学と一生を通して後輩というものを持ったことが無い私に、初めて後輩ができました。
後輩は、高卒の新入社員。
やってきた当初は、仕事の流れも、職場特有の「暗黙のルール」も分からずに右往左往していましたが、最近になって、ようやくコツをつかんできた様子。仕事も幾分効率的かつ能率的になり、あとは機械的に仕事をこなすのではなく、その裏にある意味を一日でも早くつかめるようになってほしいと切に願う今日この頃です。
そんな後輩に、取引先にFAXを送るように指示を出しました。内容は、数日前に送られてきた納品書の内容に不備があるため、訂正してほしいというもの。私は、送り状と問題になっている書類を一緒に送信し、返答を待つように言いました。
私は、FAXを終わらせて席に戻ってきた後輩を見て、少し嫌な予感がしました。「そういえば、送り状の内容を点検していなかったな…」と。
私「FAXは送れた?」
後輩「はい!」
私「一応、文章見せて」
そこには、高卒生らしい幼い文字で「すみません、〇〇の訂正をお願いします。」という文章があるだけでした。そこには、宛名も、文章が書かれた日付も、「いつもお世話になっております」の挨拶も、所属部署や自身の名前さえありませんでした。
私は、直ちに送信中状態のFAXを止め、後輩に「直ぐに書き直せ。取引先にこんなものを送るな。身内じゃないんだから」と指示をだしました。
ビジネス文章の書き方くらい、入社時の研修で学ぶだろうと思っていたのですが、意外とそういうわけでもなかったようで、我が不明を恥じました。「そうか、ここからか」と。
人にものを教えたり、指示を出したりするという行為は、思いのほか難しいものです。相手の実力や見えているものは、私のものと当然異なるわけですから無理も無いのですが、改めてそれを実感させられた一日となりました。
後輩は、高卒の新入社員。
やってきた当初は、仕事の流れも、職場特有の「暗黙のルール」も分からずに右往左往していましたが、最近になって、ようやくコツをつかんできた様子。仕事も幾分効率的かつ能率的になり、あとは機械的に仕事をこなすのではなく、その裏にある意味を一日でも早くつかめるようになってほしいと切に願う今日この頃です。
そんな後輩に、取引先にFAXを送るように指示を出しました。内容は、数日前に送られてきた納品書の内容に不備があるため、訂正してほしいというもの。私は、送り状と問題になっている書類を一緒に送信し、返答を待つように言いました。
私は、FAXを終わらせて席に戻ってきた後輩を見て、少し嫌な予感がしました。「そういえば、送り状の内容を点検していなかったな…」と。
私「FAXは送れた?」
後輩「はい!」
私「一応、文章見せて」
そこには、高卒生らしい幼い文字で「すみません、〇〇の訂正をお願いします。」という文章があるだけでした。そこには、宛名も、文章が書かれた日付も、「いつもお世話になっております」の挨拶も、所属部署や自身の名前さえありませんでした。
私は、直ちに送信中状態のFAXを止め、後輩に「直ぐに書き直せ。取引先にこんなものを送るな。身内じゃないんだから」と指示をだしました。
ビジネス文章の書き方くらい、入社時の研修で学ぶだろうと思っていたのですが、意外とそういうわけでもなかったようで、我が不明を恥じました。「そうか、ここからか」と。
人にものを教えたり、指示を出したりするという行為は、思いのほか難しいものです。相手の実力や見えているものは、私のものと当然異なるわけですから無理も無いのですが、改めてそれを実感させられた一日となりました。
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