ゴールデンウィークドライブの決め手! 支笏湖xアイヌxあげいも
新千歳空港から車で約40分。千歳市街を通り抜け、千歳川にそった山中の道を行くと、やがて見えてくるのが日本一の透明度を誇る支笏湖である。
最大水深は約360m、平均水深は約265mと深く、この数字は秋田県の田沢湖に次いで2番目である(出典:千歳市公式ホームページ)。この深さの影響で、冬でも湖の中に温かさが残るため、日本最北の不凍湖としても有名である。
札幌から千歳、苫小牧、白老等の地域は、この支笏湖を取り囲むように存在している。双方距離が近いため、2人に1人は必ず行ったことがあるといっても過言ではないくらいメジャーな絶景ポイント。それがここ、支笏湖なのだ。
ある日曜の朝、部屋に差し込む日の光で目が覚めた私は、日曜日特有のぼやぼや加減で空を眺めていたのだが、ここでふと「今日の支笏湖はきっと奇麗に違いない。」ということを思ってしまったがために、車を走らせることにした。
もともと、この地域で生まれ、進学も就職もこの地域で完結している私にとって、支笏湖は小さい頃から親や祖父母に連れられて遊びに来ていた場所であり、大学や職場の仲間とドライブで訪れる場所であり、多分これからもそういう存在であり続ける場所である。私と同じような人が沢山いるであろうということは想像に難くない。
北海道の平地ではすっかり雪が溶けてしまったが、少しでも山に入るとまだ残雪がチラチラと目につく。道路脇の木々にもまだ葉は無い。これが峠ともなると、ゴールデンウィークあたりまでは降雪や樹氷を見ることもあるくらいだから、北海道の春は本当に遠い。
窓を開けると、ヒンヤリとした冷たい風が車の中に入り込んで一回りし、積もっていた埃を巻き上げながら再び外に逃げて行く。外の気温は低くても、日の光を遮る物が無ければ車内は簡単に蒸し風呂状態になるから、これくらいが心地よく感じられる。
国道453号線に出て札幌方面にすすむと、ほどなくして支笏湖が見えて来た。青い水面にはお日様の光が乱反射してキラキラと輝き、青い空がそれで照らされている。完全無欠の晴天とラジオから流れて来るドライブには最適な音色が、テンションを高め、スピードを更に加速させてくれる。おっと、いかんいかん、スピードの出し過ぎにはご注意を!!
ポロピナイに到着した。
ポロピナイとは、アイヌ語で
ポロ:大きな
ピ :石
ナイ:沢
を意味する。
太平洋沿いの白老という町に「ポロトコタン」というアイヌ民族について学べる集落が運営されているのだが、ここに登場するポロも同じ意味である。
ポロトコタン
ポロ:大きな
ト :湖
コタン:集落・村
支笏湖という地名も、もともとは「シ・コツ(大きな窪地)」から来ているそうなのだが、それなら「ポロ」と「シ」は何がどう違うのか。よくわからない。
どこまでも続くかのような錯覚を覚える湖のほとりを歩く。
きれいだ…
それ以上の言葉は不要である。
いや、その言葉すら邪魔である。
大自然の美しさに対しては、人間の有形無形問わずいかなる干渉も邪魔者でしかない。
あげいもを買う。
3つで300円だった。
このあげいもも、小さい頃から変わっていない。いもを油で文字通り揚げ、串で刺した物なのだが、1つの半分を過ぎた当たりから串を中心にくるくると重力に負けて回転しだし、最終的には落っこちてしまうのだ。
ボリューム満点なのは結構なことなのだが、巨大ないもを串1本で支えることに無理があるようだ。
(株)支笏湖観光センターの中には食券制の食堂があり、そこで食べても良いし、外のテラスで湖の眺めを楽しみながら食べることもできる。
今度のゴールデンウィークドライブは、支笏湖ポロピナイのあげいもで決定!!
最大水深は約360m、平均水深は約265mと深く、この数字は秋田県の田沢湖に次いで2番目である(出典:千歳市公式ホームページ)。この深さの影響で、冬でも湖の中に温かさが残るため、日本最北の不凍湖としても有名である。
札幌から千歳、苫小牧、白老等の地域は、この支笏湖を取り囲むように存在している。双方距離が近いため、2人に1人は必ず行ったことがあるといっても過言ではないくらいメジャーな絶景ポイント。それがここ、支笏湖なのだ。
ある日曜の朝、部屋に差し込む日の光で目が覚めた私は、日曜日特有のぼやぼや加減で空を眺めていたのだが、ここでふと「今日の支笏湖はきっと奇麗に違いない。」ということを思ってしまったがために、車を走らせることにした。
もともと、この地域で生まれ、進学も就職もこの地域で完結している私にとって、支笏湖は小さい頃から親や祖父母に連れられて遊びに来ていた場所であり、大学や職場の仲間とドライブで訪れる場所であり、多分これからもそういう存在であり続ける場所である。私と同じような人が沢山いるであろうということは想像に難くない。
北海道の平地ではすっかり雪が溶けてしまったが、少しでも山に入るとまだ残雪がチラチラと目につく。道路脇の木々にもまだ葉は無い。これが峠ともなると、ゴールデンウィークあたりまでは降雪や樹氷を見ることもあるくらいだから、北海道の春は本当に遠い。
窓を開けると、ヒンヤリとした冷たい風が車の中に入り込んで一回りし、積もっていた埃を巻き上げながら再び外に逃げて行く。外の気温は低くても、日の光を遮る物が無ければ車内は簡単に蒸し風呂状態になるから、これくらいが心地よく感じられる。
国道453号線に出て札幌方面にすすむと、ほどなくして支笏湖が見えて来た。青い水面にはお日様の光が乱反射してキラキラと輝き、青い空がそれで照らされている。完全無欠の晴天とラジオから流れて来るドライブには最適な音色が、テンションを高め、スピードを更に加速させてくれる。おっと、いかんいかん、スピードの出し過ぎにはご注意を!!
ポロピナイに到着した。
ポロピナイとは、アイヌ語で
ポロ:大きな
ピ :石
ナイ:沢
を意味する。
太平洋沿いの白老という町に「ポロトコタン」というアイヌ民族について学べる集落が運営されているのだが、ここに登場するポロも同じ意味である。
ポロトコタン
ポロ:大きな
ト :湖
コタン:集落・村
支笏湖という地名も、もともとは「シ・コツ(大きな窪地)」から来ているそうなのだが、それなら「ポロ」と「シ」は何がどう違うのか。よくわからない。
どこまでも続くかのような錯覚を覚える湖のほとりを歩く。
きれいだ…
それ以上の言葉は不要である。
いや、その言葉すら邪魔である。
大自然の美しさに対しては、人間の有形無形問わずいかなる干渉も邪魔者でしかない。
あげいもを買う。
3つで300円だった。
このあげいもも、小さい頃から変わっていない。いもを油で文字通り揚げ、串で刺した物なのだが、1つの半分を過ぎた当たりから串を中心にくるくると重力に負けて回転しだし、最終的には落っこちてしまうのだ。
ボリューム満点なのは結構なことなのだが、巨大ないもを串1本で支えることに無理があるようだ。
(株)支笏湖観光センターの中には食券制の食堂があり、そこで食べても良いし、外のテラスで湖の眺めを楽しみながら食べることもできる。
今度のゴールデンウィークドライブは、支笏湖ポロピナイのあげいもで決定!!
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