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いざ行かん!ラオスへの道!⑦ 雨のビエンチャンで車をチャーターする


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雨のビエンチャンを走る

首都ビエンチャン(といっても、田舎町)の滞在では、のっけから雨という事態に直面してしまった。


 丁度雨期まっただ中だということは分かっていたのだが、実際に雨が降った場合の観光メニューは考えていなかったため、少し焦った。仕事であればありえないくらいのいい加減さに、我ながら驚く。
 とはいえ、まぁ、このいい加減さこそが旅を楽しませてくれる調味料的役割を果たすのであって、ツアーのようにガチガチにスケジュールを組んだのでは面白くない。ここからどうやって旅を盛り上げていくのかが重要で、これこそが旅の醍醐味なのだ。そう考えると、むしろテンションが上がった。
 部屋にいて雨をやり過ごそうと考えもしたが、いつ雨が止むのかわからないし、食事のことを考えたら部屋から出ないわけにもいかない。それに、部屋の清掃のおじさんだかおばさんが、近くの部屋の清掃を始めているらしく、自分だけここでやり過ごすのは何となく気まずかった。
 悩んだ私は、人生初の「車をチャーターして観光する」というリッチな技を繰り出すことにした。
 車の手配は、ホテルのレセプションで英語で行う。これも人生初だ。
 ただ人生初というならまだしも、私の英語力はかなり低い。TOEICのスコアは490しかない。
 部屋を出る前に、一度インターネットで英語の例文を調べてみる。Wi-Fi万歳。
 車の手配に必要な例文を調べたら、あとは覚えてLet’s try!!
 階段を下り、レセプションのお兄さんに挨拶すると、私はこう切り出した。
「I’d like to go to the city trip. But Outside is rain now. I wonder ask you to make an arrange.」
 初めての長文(個人的に)だったので、緊張して途中から何を言っているのか自分でも分からなくなっていたが、言いたいことはいった。
「OK!ちょっと待ってな。」
 的なことを言うや否や、ホテルの前でたむろしていたおじさんかお兄さんの集団に声をかけ、何やら話し込んでいる。
不良の集まりにも見えたので、ホテルのレストランで朝食をとっているときは「さすがに治安が悪いのかな」と思っていたが、どうやらタクシーの運転手が世間話に花を咲かせているだけのようであった。
 色とりどりのポロシャツや擦り切れたデニムを着ているから、そこらのチンピラとの違いなんてつくはずがない。
「よかったな。すぐ車がくるぜ。」
 と教えられ、ホテルの正面で待つ。
 5分とたたないうちにタクシーがやって来た。
 料金のことが気がかりだったので、「料金はどうなるの?」と聞こうとしたが、肝心なところで何て言ったら良いのかがわからない。
「How to pay?」
 何とか絞り出した英語で聞いてみたところ、
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
と身振り手振りを交えて教えてくれるのだが、何を言っているのかがわからない。
 私も「OK!」と適当に言って、適当なまま車に乗り込んでしまった。

 車では、行きたい場所はガイドブックを見せて伝えた。
 『地球の歩き方』のありがたいところは、観光スポットの名前が現地の言葉で併記されていることである。外国語は発音によって意味が変わることが多く、中国語、ベトナム語、タイ語、ラオス語等等は特に発音が困難であることで有名である。現地語の表記があれば、それを見せるだけで意思が伝わるため、何かと便利なのだ。
 またサイズもいい。『地球の歩き方』は、旅行者がデイバックに入れて持ち歩き、隙間時間を利用して調べ物をするのに適したサイズになっている。大きいサイズだと、どうしても目立ってしまう。しかもカバンへの出し入れのときにガサゴソ手間取ることが多く、その間は無防備といってもいい状態になっている。あわよくばと狙っている奴らに隙を見せているようなものだ。その点、このサイズだと一瞬でパッと出し入れできるから、隙が生まれにくいのである。

 最初に到着したのはパトゥーサイ(Patousay)。パトゥーは「扉」「門」、サイは「勝利」の意味している。ビエンチャンに建てられた凱旋門として有名である。

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 そもそも、ラオスに凱旋門があるのは、ここがもともとフランスの植民地であったことに理由がある。東南アジアで植民地を拡大させていたフランスは、隣国ベトナムを支配し、そのついでともとれる勢いでラオスを支配下に入れてしまったのだ。
 パトゥーサイは、こうしたフランス文化の影響を受け、太平洋戦争後に勃発した内戦の戦没者を慰霊するために1960年に建設が開始された。
 車を降りてパトゥーサイを眺める。
 分厚い雲がかかっているせいで、美しい門の姿を写真に収めようとしても全体的に暗くなってしまう。なんとなく、その美しさとは裏腹に、その悲しい歴史が滲み出ているような気がして、暗澹たる気分になった。
 悪天候で下がったテンションをこの暗澹たる気分で更に下げてから、すぐに車に戻る。
 タクシーの料金メーターは時間で加算されていくシステムのものであるため、長居は無用だ。
 次にタートルアン(That Luang)に向かう。

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 ラオス仏教の寺院であるタートルアンだが、この色、この形、この雰囲気、ラオスに限らず、タイやミャンマーにも同じような寺院がいくつか存在する。それぞれに仏陀の身体の一部が収められていて、その土地に住む人々の幸福を祈る役割を与えられているのである。どうして同じような形状のものが国をまたいで存在するのかはわからないが、それも仏教的な意味があってのことだろう。とりあえず、この辺は深入りすると大変なので「へ〜」でとどめることにする。
 ここに収められているのは仏陀の胸骨で、伝承によると3世紀頃にインドから使いがやって来て、タートルアンを建立したということである。あくまでも伝承だから、正確な情報であるかどうかははっきりとしない。
 仏陀の身体のカケラを集め、その再来を目指す悪の軍団がここを襲撃するのではないか、そんな妄想に囚われた。
「ふふふ、時は熟した。いよいよ我らブッターズが、仏陀の力を借りて世界を征服するのだ!」
「そうはさせねぇ!!」
「貴様は!?」
「皆!!オラに力をわけてくれ!!」
「なっ、何〜!!?」
 的な。
 入場料を払って仏塔の周りを一周する。
 周囲には、仏陀の石像が並べられており、そのそれぞれの表情がまったく違うため飽きることがない。中には首がなかったり、足しかなかったりするものもあり、ちょっと不気味な気がした。

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 仏塔の周りを一周し駐車場に戻ると、タクシーの運転手が車の中で私の帰りを待っていた。
 一日のスタートにチャーター客を捕まえることができて、さぞたんまり儲けたのだろうと思っていたが、メーターを見ると日本円で1,000円ちょっとにしかなっていなかった。

 市内を一通り走ってもらってホテルに戻ることにする。
 とりあえず足が必要な場所は見終えたから、ホテルに一旦戻って休憩し、あとは自分の足で観光しようと思ったのだ。
 この観光にかけた時間は、全体で3時間程であった。
 ホテルに戻ると丁度時間はお昼。
 朝からダラダラ雨が降っていたが、雲の隙間から日の光が差し込みはじめ、雨雲はとうとう空の主役の座をお天道様に明け渡すことになってしまった。

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