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廃線カウントダウン!〜さらば増毛駅、オロロンラインを北上してみた〜

IMG_1321.jpg 12月4日が最終営業日となるJR増毛駅を目指し、札幌駅からスタートしオロロンラインを使って北を目指す旅に出ました。
当日は雪と雨が交互に入れ替わり、また風も強く吹くバッドコンディション。「どうして今日にしてしまったのだろう?」という恨み節を自分自身にぶつけながら、それでも暖かい温泉と美味しいお寿司を心ゆくまで堪能しつつ、ドライブしていきます。

オロロンラインとは?

小樽からはじまり稚内に至るまでの約380kmのドライブライン。図の中では海沿いの青いラインが全てオロロンラインです。冬は海風が吹き荒れるこのラインですが、夏場は絶好のツーリングスポットになります。








IMG_5438.jpg



  当日は朝起きて窓の外を見たらご覧の通りの雪景色。前日から気温が大幅に下がり、ラジオの天気予報でもこの日の気象条件は荒れ模様といっていたので予想はしていたものの、実際に目にしてみると「日を改めようかな」という気分になった。

 しかし、日程を決めてしまっていることだし、今回も旅の相棒がいるので「やっぱやーめた!!」というわけにもいかないので、意気揚々というわけではないけれども電車で待ち合わせ場所に向かった。

 そもそもの今回の旅の目的は、石狩市厚田区にある絶品寿司屋を訪問し、北海道民でも滅多に味わえない職人さんが握った寿司を食べることだった。

IMG_1322.jpg
その寿司屋の名前はかねとも寿し朝11時の開店だが、私と相棒の飯山君(仮名)が店に到着した9時半時点で、既に4人が車の中でその時が来るのをひっそり待っていた。更に、10時の時点で開店待ちの人の数は10人にまで増えた。当初、我々は開店まで時間があるため30分ごとに交代で並んで待つ作戦を立てていたのだが、どうも雲行きが怪しくなり、二人で大人しく並んで待つことになってしまった。




どうしてこうまでして並ぶのか?



 答えは簡単。

 ここの寿司があまりにも美味しいから。そして、ネタが無くなり次第終わってしまうからだ。

 「はいどうぞ〜」

 とお店の人が暖簾を持って店の外に出て来たら開店だ。
 
 そこで、私と飯山君は他のお客さんと大将の会話を聞いて戦慄した。

 「私ね、今回三度目で初めてなんですよ。今まで駄目だったの。やっとありつけたね。」
 私・飯山君「!!!!!」


 その人気っぷりは聞いていたが、まさかこれほどとは。
 これは勝負だ。ここの寿司を求める人々にとって、伝説の一貫にありつけるかどうかの真剣勝負だったのだ。思い返すと、今日は雪が降っている。しかもサラサラなではなくて水分を多く含んだべた雪だ。私自身、着ていたジャンパーや身につけていた手袋が濡れてしまっている。それでもこの人たちは並んでいたのだ。それだけ、ここの一貫を巡る争奪戦は壮絶だということだ。

 出される一貫一貫を、我々は大切に食べた。
 温かいお茶で休憩を挟みながら、ゆっくり食べた。

 美味しい…。

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最特上寿司は2,200円也

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上の皿に収まらない分はこうして出てくる



 お寿司を堪能した我々は、車に戻りオロロンラインを再び北上する。

 途中、そば処富味屋でどら焼きを購入した。
 全く計画にはないグルメだったが、こういう思わぬ出会いがあるから旅は面白いのだ。

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 日帰り専用温泉あったま〜るに立ち寄る。オロロンラインにひっそり寄り添うように小さな集落があるのだが、その中でも坂の上、オロロンラインから見ると崖の上にこの温泉はある。
 大人一人500円。皮膚病やリュウマチに効くのだそうだ。

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快晴であれば美しいオーシャンビューが見られる



 露天風呂に入ると、大量のリンゴが湯船にぷかぷか浮かんでいた。しかも大人の拳よりも大きい中々のサイズと重量だ。風呂全体にリンゴの香りが漂っている。
 飯山君はニヤニヤしながら「一個どうですか?」と言って来たが、さすがに遠慮させていただいた。

 車は温泉を出て再び増毛駅に向かう。

 この温泉から増毛駅まではそれ程離れてはいない。というより、増毛の街の入り口手前に温泉があったというべきだろう。
 車で30分程走り、すぐに増毛駅に到着した。

IMG_5453.jpg



 すぐに到着したと言ったものの、一度駅を見落としてしまい通り過ぎるという軽いハプニングがあった。
 増毛のように歴史のある街は、木造の建築物が大変多いため駅がただの小屋にしか見えなくなっていたのだ。助手席に座っていた私は、車が駅を通り過ぎてから偶然停車していた汽車を見つけてたまたま気がつくことができたのだ。ここに汽車がなければ、まだ気がつかずに10分程度は街中を彷徨うことになっていただろう。

 車を降りて駅に入る。

IMG_5456.jpg



 駅ノート発見〜〜!!

 こうした駅には必ずある駅ノート。中には増毛駅を訪れた旅人の皆さんによる、分かれを惜しむ書き込みがびっしり書かれていた。

IMG_5454.jpgIMG_5455.jpg



 駅を見守って来たお土産売り場。アヒルさんが入り口でお客さんをおもてなし。
 駅が廃止されたらここもなくなってしまうのだろうか。

IMG_5457.jpg



 増毛駅前。
 駅前の大きな旅館はとうの昔に廃業した様子。現役時代は漁協の関係者や農業ビジネス関係者が出張の際に利用していた…のかもしれいないと思った。増毛は映画『駅』の舞台にもなっているから、おそらくは映画関係者も利用していたのではないだろうか。

 廃止前の最後の観光ということで来たものの、その言葉が示すとおり人も見所もそれほどあるわけではない。見所だらけで人が溢れかえっているならそもそも廃止になるはずがない。
 北海道の地域振興がいかに難しいか、それは地域の問題なのか、少子化の問題なのか、他にも様々な問題があるだろうけれども、これから栄えていくということだけは残念ながらないということが理解できた。

 我々は、5分程度の短い駅見学をおこなったあと、すぐさま車に戻り往年の増毛の繁栄に思いを馳せながらこの地を後にしたのだった。
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