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社会の視点 エリートと庶民は行き違う 

 政治的無関心について、ある食事の席で少し議論になりました。
 選挙のときだけ日本の主役になれる我々庶民にとって、政治談義ほど難しい話しは無いのですが、逆に難しいからこそ好き放題言えるというのもあり、思っていた以上に議論が白熱しました。
 以下に、その流れの中で私が面白いと思った話しを抜粋します。










 「日本を取り戻す」と息巻いて特定秘密保護法を成立させ、集団的自衛権容認へ閣議決定を行った現政権とそれを支持する識者や政治家達。それを「戦争ができる国を目指す勢力の暴走だ」ど真っ向から対立する識者や政治家達。どちらも、我々庶民とはかけ離れた立場や力を持った、エリート様です。

 彼らは、豊富な資料と小難しい論理でやいのやいのと議論を戦わせているので、正直我々にはどちらが正しいのかが理解できません。「よくわからないけれど、どちらももっともな気がする」という、どっちつかずの意見になってしまうのが正直なところではないでしょうか。「そんなことより、自分の今の生活が大切」という人も多いはずです。どちらの立場をとるにせよ、この手の難しい議論は、社会的立場やお金・発言力があり頭の良い人いエリート達が、暇つぶしにやっているようにしか見えないというのが正直な感想なのです。

 しかし、そうなってしまうのも無理はありません。この手の議論では、常に中国や韓国が登場してきますが、この両国でさえ、我々はどのように見たら良いのかが分からないのです。

 彼らが東京の大学やテレビ局で難しい理屈をこねている間に、東シナ海では頻繁に中国籍の船や飛行機による領海領空侵犯が繰り返され、日本の領海で堂々と珊瑚を密漁し小笠原の住人に恐怖を与えた中国漁船、韓国は竹島に武装警備隊を配備しやりたいほうだいの状況です。
 一方で、現地での海外旅行ブームと円安が手伝い、来日する中韓からの観光客数は2014年10月期で、それぞれ約23万千人(前年同期比84%増)、約24万9千人(同57.7%増)と急激に伸びています(日本政府観光局 http://www.jnto.go.jp/jpn/news/data_info_listing/pdf/pdf/141119_monthly.pdf)。訪日中国人観光客は、一人当たり平均して13万円もの買い物をすると言われており(nippon.com http://www.nippon.com/ja/features/h00070/)、商売をする人にとって中国人は神様的存在となっています。

 この現象で不利益を被る人、利益を受ける人、それぞれがそれぞれのやり方で現状に適合しようと賢明に努力し、そしてこれを上回る圧倒的多数の国民が自分は無関係だと思っているというのが現実で、この現実を遥かに離れた抽象的議論である「自衛権」「憲法」「平和」「戦争ができる国」と言われても、「わからない。とりあえず日常生活とは関係ない」となってしまうのです。
 我々が、こうした抽象的な議論に結論を下せるのは、よくも悪くもそれが実現するとき、日常生活の中にそれが入り込んできたときだけです。

 また、どちらの意見もかなり偏りがあるように感じられます。この偏りも、我々がこの手の議論から距離を置く原因となっています。
 話し合えば大丈夫 → 話し合おうと言ったそばから脅してきたのは誰だ?
 日本が戦争に…  → 日本は民主国家だ。その判断を下した政治家を辞めさせるのは国民だ。我々が戦争した            くないと言えば、ならない。
 特定秘密保護法があれば…  
          → 今まだでだって、十分国民を欺いてきたじゃないか。何を今更。
 集団的自衛権があれば…
          → 政治家も官僚も無責任だから、どうせ何もできやしないさ。

 こうした庶民の反論でさえ、頭の良い方々は様々な資料や論理でもって否定することが可能です。その場で話していた我々自身でさえ、この偏った議論への反論の中に数多くの誤りや矛盾があることは理解しています。

 この誤りと矛盾に当たった時、話しは一旦中断しました。

 そして、次のような結論めいた話しが出てきて、その場は終わりました。

 「勿論、政治家、識者、大学の教授、各界の言論人、彼らが議論することは大切だと思う。伝統的な右翼と左翼の分類も、実は行き過ぎなければどちらも正しい。しかし、どの地点からが行き過ぎなのかを判断することは、実は彼らエリートでも難しいことなのかもしれない。
 では、我々庶民はどうすべきか?簡単なことだ。彼らの動きに巻き込まれないように距離を置き、それができないならその影響力を別の影響力でもって相殺する体制を整えておけば良い。土地を耕し、誠実に生き、人生の基礎基本を見失わないことが大切なのだろう。
 この土着的行き方をエリートは笑うかもしれないが、それでいい。エリートは没落することがあるが、庶民は没落しない。これが究極の安定した人生なのだから。」
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